弊社ブログにお越しいただきまして、ありがとうございます。
わたくし事ではありますがこの1週間
コロナに罹患しており、高熱にあえいでおりました。
解熱剤が効いている一瞬を見計らって、最低限の仕事はしましたが
甘えられる人にだけ甘えて、ようやく乗り越えた感じです。
皆様も、まだまだご留意ください。
さて、本日は弊社グループ企業について書きたいと思います。
株式会社菅原設備は、水道設備の会社です。
外国人実習生はもちろんのこと、新卒採用、中途採用とともに
社員数を増やしている成長企業です。
人が増えるという点で、重要なのが教育になります。
現場でも一貫した教育ができるよう、様々な工夫がなされており、
そのなかに、『新入社員を3ヶ月集中的に教育する』施設があります。
それが、廃校の小学校を利用した『利根沼田テクノアカデミー』(群馬県)という職人育成校です。
全寮制で3ヶ月、『同じ釜の飯を食う』仲間と
それぞれの専門教育を受け、現場の即戦力になるまで教育されます。
昔、職人の世界では『一人前になるまで10年かかる』と言われていたことが
今では『教えればできる。上が“見て覚えろ。技術は盗め”なんて言っているから育たない』という考えに変わりつつあります。
私もその考えに賛同しています。
日本語教育も同じだと思います。
『外国人を、日本人の中に入れてしまえば、そのうち言葉は覚えるだろう』
それは無謀だと思うのです。
せいぜい、ブロークンジャパニーズを覚える程度でしょう。文法や漢字、文化や慣習などは習得できません。
やはり、きちんと教育の時間を確保して、予定を立て
生徒様の感受性に応じて対応していく必要がありますし
『勉強して習得した』という自信を持ってもらうことが一番大切だと思います。
今回は弊社のグループ企業を例に挙げて、けいわ日本語教育について書きました。
技術教育も、語学教育も、課題点は山とありますが
将来のための投資と考えて、時間と予算を取り、【長い目で見ての教育】をおこなうことが
企業にとっても、労働者の方々にとっても良い結果になるだろうと感じております。