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2024.01.22

『見て覚えろ』禁止と同様に

弊社ブログにお越しいただきまして、ありがとうございます。

わたくし事ではありますがこの1週間

コロナに罹患しており、高熱にあえいでおりました。

解熱剤が効いている一瞬を見計らって、最低限の仕事はしましたが

甘えられる人にだけ甘えて、ようやく乗り越えた感じです。

皆様も、まだまだご留意ください。





さて、本日は弊社グループ企業について書きたいと思います。

株式会社菅原設備は、水道設備の会社です。

外国人実習生はもちろんのこと、新卒採用、中途採用とともに

社員数を増やしている成長企業です。


人が増えるという点で、重要なのが教育になります。

現場でも一貫した教育ができるよう、様々な工夫がなされており、

そのなかに、『新入社員を3ヶ月集中的に教育する』施設があります。

それが、廃校の小学校を利用した『利根沼田テクノアカデミー』(群馬県)という職人育成校です。




全寮制で3ヶ月、『同じ釜の飯を食う』仲間と

それぞれの専門教育を受け、現場の即戦力になるまで教育されます。

昔、職人の世界では『一人前になるまで10年かかる』と言われていたことが

今では『教えればできる。上が“見て覚えろ。技術は盗め”なんて言っているから育たない』という考えに変わりつつあります。

私もその考えに賛同しています。



日本語教育も同じだと思います。

『外国人を、日本人の中に入れてしまえば、そのうち言葉は覚えるだろう』

それは無謀だと思うのです。

せいぜい、ブロークンジャパニーズを覚える程度でしょう。文法や漢字、文化や慣習などは習得できません。

やはり、きちんと教育の時間を確保して、予定を立て

生徒様の感受性に応じて対応していく必要がありますし

『勉強して習得した』という自信を持ってもらうことが一番大切だと思います。




今回は弊社のグループ企業を例に挙げて、けいわ日本語教育について書きました。

技術教育も、語学教育も、課題点は山とありますが

将来のための投資と考えて、時間と予算を取り、【長い目で見ての教育】をおこなうことが

企業にとっても、労働者の方々にとっても良い結果になるだろうと感じております。

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