Blog

Activities

2026.01.08

よくある間違い

日頃より弊社ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

さて本日は、よくある間違いについて書きたいと思います。

日本語を学ぶ人がとてもよく間違える文法のひとつに、「は」と「が」があります。

教科書では「ははテーマで、がは主語」と説明されることが多いですが、それだけでは実際の会話ではうまく使えません。

大切なのは、話の流れの中でどれがすでに分かっている情報で、どれが新しく伝えたい情報なのかという点です。

自己紹介の場面で、【わたしが日本語の先生です】と言うと少し不自然に聞こえますが、【わたしは日本語の先生です】と言うと自然になります。

これは、わたしという存在がすでに話題になっているためです。

一方で、今気づいたことや初めて出てくる情報には、がを使います。

【雨が降っています】や【教室に先生がいます】のような文では、聞き手にとって新しい情報が示されています。

同じ内容でも、文脈によって使う助詞が変わることもあります。

先生は来ませんでした。と言うと、予定や話題としての先生について述べている印象になりますが、先生が来ませんでした。と言うと、来るはずだった人が来なかったという強調や驚きが含まれます。

このように「は」と「が」は正しいか間違いかだけで覚えるものではなく、話し手が何を伝えたいかによって選ばれます。

教えるときは文法の形だけを見るのではなく、何について話しているのか、どこが新しい情報なのかを一緒に考えることが大切です。

Back to Blog