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さて本日は、「入会してから半年までの期間」について、書きたいと思います。

入会してから半年ほど経ちますと、多くの生徒様は授業の雰囲気や流れに慣れてきて、少しずつ宿題提出の習慣も形になってきます。
最初の数か月は、宿題をやること自体が大きなハードルで、つい忘れてしまったり、先生に声をかけられてようやく提出したりする姿がよく見られます。
しかし、半年という時間を経るうちに、「やらなければならないもの」から「自分で取り組んでみよう」という意識へと変化していくようになります。
もちろん、その歩みは一人ひとり異なり、提出が安定しない生徒様もいれば、自然に宿題をこなせるようになっていく生徒様もいらっしゃいます。
この時期に大切にしたいのは、結果の良し悪しだけで判断しないことだと考えております。
宿題が完璧にできているかどうかよりも、取り組もうとする姿勢や、前回からの小さな変化に目を向けることが必要です。
「提出しなさいと言われるからやる」のではなく、「やってみよう」と自分で思えるようになるまで、支えながら待つこと。
そのような見守りの時間こそが、将来的に学びを自分のものにしていくための土台になると感じております。
入会から半年は、あせらず基盤を整える時期です。
小さな積み重ねを大切にしながら、無理なく習慣が根づくように支えていくことで、生徒様は確実に次のステップへと進んでいきます。
その過程をともに歩み、見守らせていただけることに、教師としての喜びを感じております。
