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2024.10.31

助詞は深い

日頃より弊社ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

さて本日は、日本語学習者様にとって難解な

【は】と【が】について書きたいと思います。


レッスンをしていると、上級者の生徒様でも間違えてしまう

【は】と【が】の使い分け。

日本人は無意識におこなっていますが、だからこそ説明が難しい項目でもあります。




例えば、これから私が昔話【桃太郎】の一節を書きます。

一度、読んでみてください。


むかし、むかし、あるところに

おじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯にいきました。


まず、「おじいさんとおばあさん“が”住んで…」の時には【が】が使われ

次に、「おじいさん“は”山へ…」の時には【は】が使われています。

文法的に説明すると、【が】は新情報を表し、【は】は旧情報を表す特性があります。

このことを知らずに「【は】も【が】も、イコールの意味があるんだ」と使用してしまうと

なんとなく違和感のある文章になってしまうのです。

【は】はとりたて助詞、【が】は格助詞に分類されます。



助詞の勉強がきちんと進むと、

「私の名前はヤンです」「私の名前がヤンです」の違いに気づきます。

教室ではたくさん発言していただき、場にふさわしい使い方を習得していきます。

教育を通して生徒様、企業様に幸せな時間を育んでもらいたい

そんな気持ちで今日もレッスン準備をしています(^^)

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