日頃より弊社ブログにお越しいただきまして、ありがとうございます。
年も明け、新たな1年がスタートしましたね。
生徒様には、1年の勉強の計画や資格取得の予定などを
しっかり描きながら過ごしていただきたいと思っています☆彡
さて、本日は文法のことについて書きたいと思います。
先日、レッスンの中で漢字学習をしていた時、『寝る』と『眠る』が出てきました。
テイルの活用は、
寝る→寝ている
眠る→眠っている(小さいつが入る)
となることなどを簡単におさらいしたのですが…
ある生徒様が、『寝ると眠るは同じ意味だ』と言いました。
では、比べてみましょう。
①今夜は早く寝る。
②今夜は早く眠る。
なんとなく、使いやすさは個人によって違いますが、どちらも文法的には間違っていないですね。
①寝れる森の美女
②眠れる森の美女
これは②が正しいですね。
しかしなぜでしょう?
どちらも同じ意味ではないの?と思われるかもしれませんが
眠るという言葉には、睡眠以外の意味が含まれ、用いられることがよくあります。
①永遠の眠りにつく
②倉庫の奥に眠っていた本
①は、永眠と言う言葉もあるように、死を意味しますね。
また②では、人知れず置き去りにされた、といった意味もあります。
このように、言葉の意味を深く知ることで
語彙力が高まり、表現力が豊かになります。
例えば、英語にあてはめてみると…
①party パーティ
②bear くま
③word 単語
どれも、初級の段階で習う単語ですが、上級になると別の意味で使います。
①party 政党
②bear 耐える
③word 約束
のように使う時があります。新聞や本によく出てくる使い方です。
言葉の使われ方を複数知ることによって、会話にも深みが出ますから
丸暗記だけでなく、使いこなしてほしいですね(*^_^*)