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2025.04.17

日本語ならではの名詞

日頃より弊社ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

さて本日は、日本語にしかなく、訳しづらい名詞について書きたいと思います。





レッスン中でも、気になることが多いのは『自分のことを指す名詞(自称詞)』についてです。

日本語では、『わたし(I)』にあたる自称詞がたくさんあります。

『おれ』『ぼく』『じぶん』『うち』『わたくし』『あたくし』

今はあまり使いませんが、『小生』などもそうですね。

特に最近ではアニメの影響で、自己紹介の時に『俺の名前は~』と言ってしまう生徒様もいると聞きますから、

しっかり理解して習得しなければいけません。


ビジネスパーソンを指導する側としては、例えば生徒様がお客様に『俺の会社は~』などと言わないように、

『その場にふさわしい言い方』を学んでもらっています。



日本の敬語を使う時も、それに見合った自称詞を選ぶ必要があります。

混乱するところは、

『ぼく』は子どもの言葉じゃないの?

『わたし』は男性も女性も使えるの?

『わたくし』は男性でも使えるのに、『あたくし』は女性だけ?

のように、生徒様の疑問があふれ出てきます(笑)



場面場面で、どの自称詞が合うのか

一緒に行動する人も含めて考えないといけませんね。

例えば会社の先輩などといる時は、『ぼく』を使うことも多いのではないでしょうか。

同僚との時間では、『おれ』でも差し支えないですね。


親疎で言えば、初対面から何回くらい合えば、敬語をやめてもよいか?

という疑問もあるそうです。

いつの段階から『おれ』にするのか、明確なルールがないので

相手の反応を見ながらということになるでしょう。

日本語って本当に奥が深いですね(*^^*)

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