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さて本日は、漢字の書き順について触れたいと思います。
日本人は日頃、ひらがな、カタカナ、漢字を使い分けていますが
外国人の方々から見れば、それはとてもハードルの高い事なのだそうです。
逆に言えば、その使い分けを興味深いと思ってもらえれば
日本語を学ぶ面白さや楽しさが増えるのではないかな?と思っています。
昨日のN5クラスでは、漢字の書き順について指導しました。
書き順は、日本独特のものです。なぜなら、漢字の部首の組み合わせによって
書きやすくバランスの良い方法が研究されているからです。
私が英会話講師として幼児を指導していた時、アルファベットの書き方について教材を研究したところ、
特に書き順の指定がないものが多かったです。
日本人の筆が進みやすいように編み出された【書き順】は、まさに日本の文化なのでしょうね。
昨日のレッスンで取り上げた漢字の書き順で【国】という字は
外国人の方々はまず四角□を書いてから、中の【玉】を書くことが多いです。
漢字を【字】としてでなく、【カタチ】として捉える方が多いのですが
たくさんの漢字の読み書きをするためにはやはり、書き順を学んだ方が得策だと私は感じています。
文化の違う方々に、日本独自のものを学んでいただくためには
工夫が必要であり、それは時として楽しいものであると
もっと伝えていきたいと考えています(*^^*)