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2024.04.01

決算書の翻訳

弊社ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

さて本日は、今取り掛かっている決算書の翻訳について書きたいと思います。







初めてこのお仕事をした時、アドバイスしてくれた大先輩が

【英語ができるからと言って、決算書が翻訳できるわけではない】

と励ましてくれましたが、本当にそう思いました。

英語の語学知識と、金融の会計知識とは、全く別物なのです。

お世話になっている税理士さんに、海外の決算書を読むための助言を求めると、

キヤノンなど英・日両方の言語で決算書を出しているページを読むように言われ

どの言葉がどう訳されているのか

日本と海外の書式の違い

会計の法律の違いを勉強しました。



慣れとはすごいもので、今ではだいぶ楽におこなえるようになりましたが

それでも翻訳中はいつも緊張状態が続いています。

数字の間違いをしないことはもちろんですが、

似た言葉の翻訳、たとえば

monetary items を

【金融項目】とするか、【貨幣性項目】にするか。

financial expenses を

【金融費用】だと直訳だから【財務費用】にしよう。とか

悩みながら、進めていきます。



集中できなくなると、図書館へ出掛けておこなっています。

このようなお仕事をさせていただける幸運に感謝しながら

単語ひとつ、文ひとつを大切に翻訳しております。

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