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2025.08.28

言い換えの大切さ

日頃より弊社ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

さて本日は、講師として大切にしていることの一つ、「言い換え」について書きたいと思います。


↑ゲームしていて、マフラーをつけています(笑)


学習者様のレベルによって、同じ内容でも伝え方を変える必要があります。

たとえば、日本人に向けては「退勤後、日報を書いて提出してください」と言いますが、N5レベルの学習者様には「しごとが おわったら、きょう やったことを かいて だしてください」と伝えます。 

どちらも同じ意味ですが、使う言葉を変えるだけで、学習者様の「わかる!」につながります。

初級の方には、漢語より和語を中心に話すことが大切です。

私はいつも、むずかしい言葉をやさしい言葉に置き換えることを意識しています。

たとえば「理解する」は「わかる」、「練習する」は「なんどもやる」、「確認する」は「もういちどみる」、「使用する」は「つかう」、「選択する」は「えらぶ」、「必要」は「いる」と言いかえます。

こうして言葉を少し変えるだけで、学習者様は安心して聞くことができます。

むずかしい言葉をそのまま使うと、そこで考え込んでしまい、本当に伝えたい内容が届かなくなってしまうことがあります。でも、身近でシンプルな言葉なら、すぐにイメージができて行動に移せます。


講師として正確さももちろん大切ですが、目の前の学習者様に「伝わった」「わかった」と思ってもらえることの方を大事にしています。

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