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雑記

2023.10.12

プロフェッショナルとは

弊社ブログにお越しいただきまして、ありがとうございます。

さて本日は、つい先日の出張時に感動したことを書きたいと思います。




先ごろ、東京へ出張がありました。

出張の時は、プロフェッショナルを感じる場面がたくさんあります。

新幹線の車内販売、タクシー、ホテルのチェックイン、会食時のレストランなど。

日頃は接することの少ない分野で、そしてほんの小さなことで

『この人はプロだ』と刺激されることがあります。

その刺激が、弊社の業務にとって

とても大切な意味を持つことが多いです。



東京駅八重洲口で新幹線を降り

タクシーでホテルに向かいました。

『〇〇ホテルまでお願いします』と言えば

すぐに最短で案内できる運転手と

ホテルを知らず、ナビさえ設定できない運転手。

初心者だったのかな?

それはもういいのです。誰だって、初心者から経験してプロになっていきますから。

今回、感動したのは【飲食店】でした。



ホテルの目と鼻の先にある、小さな焼き鳥屋さん。

宮川さん(*^^*)



出張時は、地元と気候が違ったり、交通機関がわからない、打合せの時間に遅れないようになど

いつもより気遣いが多くなります。

いわば、緊張状態が続いているのです。

無事に一日を終え、やっと気を抜ける時間が、【食事】です。

実は今回、会食での商談が無かったことで夕食はどこで食べても良かったのですが

たまたまホテル近くに行列を作っている焼き鳥屋さんを見つけました。


雨の中、開店前からスーツ姿の男性がたくさん並んでいます!!

私は不思議に思い、とりあえず並びながらインターネットで調べました。

すると、創業から長く営業しており、あちこちに支店があることを知りました。

『一体どんなお店なんだろう?』というわくわくした気持ちで、開店まで並びました。





ようやく入店し、カウンターに座りました。

外で並んでいた順にオーダーを聞きに来てくれるなど、【お客様に平等に】の気持ちが嬉しく、

提供されるものは、【新鮮さを重視するためあえて産地はこだわらない】というコンセプト。

鳥のお刺身は【生ものが苦手な】私をも唸らせる絶品!!

安心して食すことができました。

口取りの煮物も、お酒も美味しく、サイドメニューにも一切手を抜いていない【食のスペシャリスト】を感じました。

何を食べても、全部美味しかったです。



そして、おかしなことかもしれませんが、

トイレで待ちあう時やすれ違う時、みなさん感じの良い方ばかりであることに気がつきました。

『あ、すみません』『ごめんなさいお待たせしました』など

必ず一声かけながら、笑顔で譲り合うのです。

私は、トイレでこんなに気持ちの良いことがあるんだと感動しました。

また、何度トイレに入っても綺麗なのです。まるで清掃後に初めて使うような。

まさに【客層が良い】のだと感じました。




帰るころには、

『また食べたい』『次はいつ来れるかな』

という気持ちを抱かせるほどでした。


居心地がいいという理由は、

『うちは流行ってるから2回転制で』と言わない、におわせない、おもてなしの雰囲気があったからだと思います。

たとえば評判の店では、店側も『うちはキャンセル待ち〇ヶ月の店ですから』と豪語している場合もあるでしょう。

もちろん、お客様もそのようなことを承知で予約を取り付ければ、

『〇〇店で食べた』という満足感を得るかもしれませんし、それは間違いではありません。




ただ、今回の焼き鳥宮川さんでは、

『美味しい、店が良い、人が良い、また来たい、恋しい』という感想を持たせたお店だったのです。

もちろん次の来店も、来月の東京出張に合わせてスケジューリングする予定です!




このような体験をして、自身のレッスンを振り返ることができました。

並んでまで受けたいレッスンであるか?

レッスン生は節度を持って勉強しているか?

次回が待ちきれないと思わせるレッスンを展開しているか?




職種は全く違っても、プロフェッショナルから学べることは共通していることが多いと思います。

アンテナを張って過ごしていれば、感じる部分はたくさんあるはずです。

今回は焼き鳥屋さんから、プロの仕事を学ばせていただきました。



鳥の仕入れから塩加減、焼き具合

どんな状態で提供したらよいのか

その『最高レベル』を知り尽くしているプロ。

そこにたどり着くまでの大変な試練を思うと、焼き鳥一本がとても愛おしかったです。


【すごく大変なのに、大変なそぶりを全然見せない】

私はそれがプロだと思います。



次回の出張もワクワクしています(*^^*)





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