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2024.09.26

文化の違いは良き思い出に

弊社ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

さて本日は、私が渡米した時のことを思い出しながら

文化の違いについて書きたいと思います。


今から10年ほど前、語学の勉強として1週間だけ

アメリカに行ったことがありました。

当時は既に講師として働いていましたので、

1週間の休みが限度だったのです。



ホームステイ先はニュージャージー州。

大学の先生の家に泊まるという【ティーチャーズホームステイ】というプランでした。

環境も良く、家族みんなあたたかく迎えてくれました。



これが、私のベッドでした(*^^*)

日本のそれとはずいぶん違いますね。

設置の仕方も、壁沿いではなくて

斜めに置いているんですよね。

部屋が広いから叶うのかもしれません。

ベッドの他に、本棚や、手紙を書くための机などが揃っていて

初めて部屋に案内された時、「私、プリンセスになってしまったわね!」と言ったら

先生が笑って「そうよ!あなたはプリンセスよ!」と言ってくれたことを

昨日のことのように思い出します。


アメリカでの思い出は、勉強がとにかくハードだったこと以外は

言葉に困ることもなく観光もできましたし、眩しい思い出ばかりです。

文化の違いに関しては、所々感じる時はありました。

男性たちがとにかく女性に優しいこと、

年配の方は「日本は戦争で負けた国」という思いが強いこと、

他者を尊重すると同時に干渉しないという傾向があることなど

語学の勉強よりもそちらのほうが気になっていたほどでした。

今、日本語講師として文化の違いを捉えてみると、

来日した外国人の方たちが、どんなことで戸惑っているのだろうと

心配する気持ちがあります。

食べ物や生活のことについては、比較的、目に見えやすいので

わかりやすいのかもしれません。

問題は、外から見て「気づきにくい部分」での違和感なのだと思います。



レッスン内で、「あなたが思う、日本の変なところ」という作文を

書いてもらったことがあります。

日本人はなぜ並んでまでラーメンを食べるのか?

日本人はなぜ家族より仕事を優先するのか?

など、様々な意見が出ました。



文化の違いはあちこちに潜んでいるのかもしれませんね。

人知れず悩む生徒様を生み出さないために、これからも心を配っていきたいです。

そして、文化の違いや慣習について

ざっくばらんに話し合える風通しの良さを大切にしていきたいと思います。

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