ブログ

活動案内

2025.03.13

説明すればするほど

日頃より弊社のブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

さて本日は、文法や語句の説明について書きたいと思います。



↑弊社の自社教材です♪


例えば社内で、日本人の上司が

『やれないことはない。』

という言葉を使った時

外国人の、まだ初級を勉強されている方は

『“ない”が、2つも使われている』と混乱します。

『やれないことはない』とは、

結局、やれるのか??やれないのか??

そう戸惑っているうちに、日本人の話がどんどん進んでいって

質問する間もなく終わってしまった。

質問できなかったことを、日本人からは

『質問はないんだな。理解したんだな』と判断されてしまうという

悲しいループに陥ってしまいます。

実際のところ、それが日常茶飯事なのだと思います。


教育が入っていれば、わからない点について

『すみません、今の言葉は何ですか』

『すみません、今の意味がわかりません』と言えます。

質問できるということは、実はある程度の語学力を必要とし、

アドバンテージを取っている行動なんですね。


ちなみに、『やれないことはない』は、教室ではN3で習います。

私は、『やれない、でマイナス。ことはない、でマイナス。

マイナスが2つだからプラスです。やれる、ということです』

と、指を使って説明しています。



外国人学習者の皆様に、わかりやすく伝えるということは

授業の鉄則です。

N5や超初級を教えたことのある講師であれば、語彙を簡素に言い換える術を身につけています。

例えば、

危険→あぶない

疑問→わからないこと

宿題→家でする勉強

のように、使用する言葉のレベルを易しくして話す必要があります。

これができないと、日本語教師としては厳しいでしょう。


また、説明しようとすればするほど、その文章が長くなり

生徒様の理解が追い付かないといった現象もあります。

短く、簡素な言い方で、区切ってわかりやすく話すことがポイントです。


Back to Blog